カラコンを付けたのにすぐに外れてくる、何となく違和感がある…ということであれば、裏表を間違えている可能性があります。
もしも裏表を間違えて装着したとしても何らかのリスクがあるというわけではないのですが、目のカーブに沿わない状態で付ける形になるため、外れやすくなってしまうでしょう。
外出先でまばたきをした瞬間にポロリと取れてしまったら大変なので、カラコンの裏表を正しく理解して装着することが大切です。
カラコンの裏表はどのようにして判断する？
一般的なクリアタイプのコンタクトレンズに比べるとカラコンの方が裏表を判断しやすいと言われています。
特に、裏表で全く色が違うようなタイプのカラコンの場合、一目見ただけでわかるでしょう。
商品によっては裏面だとデザインがぼやけていたり、色が薄いものもあるのです。
まずは表面をよくチェックしてみてくださいね。
他に簡単に判断できる方法として、横からみてフチの部分が反っていないかどうかをチェックする方法があります。
指の腹にカラコンを乗せたら横から見てみましょう。
正しく表側になっていれば綺麗なお椀型になります。
反対に裏面だった場合にはレンズのフチ部分が外側に向かって反り返ってしまうため、このような状態になっていたら裏返しにしましょう。
裏面で使った場合のリスクは？
先述しましたが、それほど大きなリスクはありません。
ただ、カラコンの種類によっては裏向きで使うと目がゴロゴロしたり、痛みを感じることがあるようです。
このような状態で長時間カラコンをつけるのは眼にとって良くありませんよね。
それだけでなく、カラコンの中心が黒目からずれてしまうこともあります。
装着してしばらくしてから違和感があり、確認したところ裏表を逆に付けていたという方もいるようなので、慣れている方も裏表はしっかり確認した上で装着しましょう。
裏表は合っているはずなのに違和感があるという場合にはレンズに傷がついていたり、目のトラブルが発生している可能性もあるので眼科で相談した方が良いです。
