カラコンを使った場合に発生しやすい瞳のトラブルとして結膜炎というものがあります。
もしかしたら自分も結膜炎かも?と思っている方のためにカラコンによる結膜炎の症状や対処法、治療などについてご紹介しましょう。
カラコンによる結膜炎の症状とは?
結膜炎というのは、まぶたの裏側と眼球をつないでいる結膜と呼ばれる薄い膜に細菌やウイルスが感染し、炎症を起こした状態のことをいいます。
症状としては目が赤くなり、目やにが出やすくなるのでチェックしてみましょう。
それだけでなく、ゴミが入っているわけではないのに異物感がひどかったり、痒みが発生することもあります。
まばたきをする際に違和感があり、まぶたの裏側に白いにブツブツとしたものが発生するケースもあるため、該当する症状がないか確認してみてくださいね。
なぜカラコンをつけると結膜炎になりやすいのかというと、これにはレンズが眼球を傷つけるということが関係しています。
その傷から目には見えないウイルスや細菌が侵入し、炎症を起こすわけですね。
結膜炎を起こさないカラコンを選びと対策
カラコンを使った場合には必ず結膜炎になるというわけではありません。
ただ、結膜炎になりやすいカラコンもあるのです。
例えば、値段を安くすることばかりにこだわった粗悪品などは結膜炎になるリスクが高まるので注意しておきましょう。
カラコンの相場に比べてあまりにも安いものは避けておいた方が良いですね。
また、使用期限を過ぎたカラコンを使っていたり、衛生環境が整っていないと結膜炎になりやすいです。
もしも結膜炎のような症状が出た場合は状態が収まるまでカラコンの使用を控えましょう。
無理をして使い続けてしまうとさらに状態が悪化し、大きなトラブルに繋がることも考えられます。
残念ながら感染した菌を死滅させる薬はないため、対処法としては体内に抗体ができるまで安静にするしかありません。
ただ、病院に行けば症状を抑える働きを持った点眼薬を処方してもらえるので、早く改善が期待できます。